2019年12月15日日曜日
交尾中、雌に食べられるとき雄のカマキリは何を思うのだろう。
落ち葉かと思いきやオオカマキリだった。
危うく踏みそうになったが足が地面につく寸前に気付いた。
良かった......。
12月まで生き延びた長命のオオカマキリ。ヨロヨロと今にも死にそうに歩いている。よく見ると鎌を片方失っていて、足も片方短くなっている。
交尾中にメスに食べられそうになって逃げたのかな?
カマキリは交尾中に雌が雄を食べてしまうことがあるらしい。雄を食べることによってより多くの卵を産むことが出来るんだとか。
子孫のために命を捧げ一度の交尾でより多くの卵を産むか、生き延びて複数の雌と交尾し、それぞれの雌が産卵するか。
どちらも同じ数だけ子孫が残せるのなら後者の方が良さげだけど、カマキリの気持ちには到底なれないから実際のところはわからない。
アルイハナニモオモワナイノカ。
昆虫にも人間のような複雑な感情や恐怖はあるのだろうか?
それともただ淡々とこの世界を生きているのだろうか?
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