将軍さまに逢いたい。
私の身体を黄色く染めた、くり将軍さま。あの秋のことは決して忘れないわ。
寂しくて泣きそうになる夜もあるけれど心配しないで。今はあなたに代わって早生ミカンが私の身体を黄色く染めてるの。
だから大丈夫、安心して。あなたの代わりはいくらだっているんだから。
強がりですって?
そうね、そうかもね。くりゆたか10㎏をもうちょっとでポチるところだったから。
好きなモノこそ、ほどほどに。ちょっと切ないくらいが燃えるのよ。だから今年は止めておくわ。焼き芋、干し芋、干し柿が待っている。
将軍さまとはまた来年お逢いしましょう!!