先日、初めて中古物件を内覧した。何度も問い合わせようと思いつつ、なかなか出来なかったのだが思い切って電話をかけて内覧の予約を取った。
賃貸物件でも問い合わせる時はドキドキしちゃうんだけど、購入するとなるとドキドキ度合いは比較にならないほどだ。
部屋を借りるとき予算を伝えると、担当の方が少しがっかりした表情をすることが多かった。家を買うのに車かってくらいの予算を伝えたら、やっぱりがっかりされるんじゃないかと思うと腰が引けてしまうのだった。
潤沢な資金があれば堂々と問い合わせることが出来るのだけど......。
だけど、そんなことも言ってられない。まずは1軒内覧してみないことには先に進めないのだし。経験を積まないとわからないことだって沢山ある。
とある山奥の物件の内覧をするため不動産会社へ行ってきた。社長自ら車で案内してくれた。とても物腰が柔らかい方でホッとする。おばちんみたいな金にならない客にも丁寧に接してくれたのが嬉しかった。
内覧した物件は1人暮らしには程よいコンパクトなスモールハウスで隠れ家的な家だ。築年数の割に室内はキレイに保たれていて、なにより気に入ったのは隣家との距離が離れていることだ。
あ～、ここだったら静かで、そして平和に暮らせそう。仕事にも集中出来そうだし。
隣家との距離と部屋は気に入った。
だけどね、安い物件にはそれなりの理由があるのだ。
今も少し悩んでいるんだけど、気になる点がいくつかあるんだよね。3万円で貸してくれるなら即住みたいが買うとなると躊躇ってしまう。
居住中の物件だったから、キッチンの収納とか押し入れなんかは見ちゃいけないと思い、遠慮した。居住中の物件って内覧しづらいよね。気を遣ってあまりじっくり見れないし、もちろん1人きりでは見させて貰えないだろうし。ちなみにこの日はオーナーさんは留守でした。
やっぱり購入するなら1時間くらいかけて1人でじっくり見たい。おばちんは緊張するタイプなので特に1人じゃないと冷静な判断が出来ないの。
案内して下さった方はとても優しい方だったので、いつもよりは緊張しなかったけれど、それでもね。
今も毎日物件を探している。だけどおばちんの予算で、しかも車がなくても住めそうな家はなかなかない。
厳しいです。
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