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渋温泉 九湯めぐりの旅。
大沢温泉 (岩手県)の時は長い旅路だったから翌朝ゆっくり出来ずにバタバタと慌ただしく宿を出てしまったが、今回は長野なので少し余裕がある。内湯と外湯を十分楽しんでから部屋でゆっくり朝食をとった。
旅先でのコーヒーは格別だ。
金喜ホテルは静かで本当に快適だった。過剰なサービスはなく、でも温かくて。
久しぶりに耳栓なしで熟睡出来た。毎日がこんなだったらなぁ。
名残惜しい気持ちで情緒ある温泉街を湯田中駅へ向かって歩いた。
あ、そうそう、雨の中ぞうりで九湯めぐりをしたら、何度も滑ってコケそうになったんだけど、端っこを歩くとあまり滑らなかったよ！色の濃い所ね！！
下駄だったらそんなに滑らなかったのかもしれない。なんとなく草履の方が歩きやすそうだったから草履を選んだ。
夜の温泉街はこんな感じ。渋いね。
多分、渋温泉で一番安いホテル。ただしの猿Ｈｏｓｔｅｌでは九湯めぐりの鍵は借りられないのでご注意を！
もちろん源泉かけ流しの内湯があるし、渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で入場券(500円)を購入すれば九番湯の大湯だけは入れます。
ムムム？菓子パンが置いてあるぞ。
小古井菓子店
クリームパンと温泉まんぢうを買った。神戸屋キッチンのバゲットが少し残ってるから、それと合わせて今日のお昼にしよう。
足湯の前にある急な階段。上ってみようと思ったけど、やっぱ止めた。体力も心配だったが、それ以上に身の危険を感じた。雨で濡れてるし、足を滑らせたら軽く死ねますね。
九湯を巡り、この階段を上った先の渋薬師庵でお参りすると満願成就するようです。
命をかけたら願いも叶いそうですね！！
射的 面白屋。
射的の景品。
無料卓球場 歌恋会館。
昨夜は若者で賑わっていた。おばちんも混ざりたかった。
渋温泉と言えば金具屋ですね！
って、知らんかったけど。
金具屋(KANAGUYA)は「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている老舗旅館で、国の登録有形文化財に認定されているよ。
夜はこんな感じ。ライトアップされて美しいですねぇ～。
金具屋の前は凄い人だかりが出来ていた。観光客がはしゃいで記念撮影をしている。何度も何度も大騒ぎして撮り直す家族もいた。
部屋にいるお客さんは寛げているのだろうか？ちょっと心配になる。
どうやら地獄谷野猿公苑の猿は不在のようです。
ん？なんかいる！
いえ、いらっしゃる。
世界平和大観音。
平和の丘公園に続く階段。この階段を上ったら世界平和大観音がもうちょっと近くで拝めるのかな？
電車の時間が近づいてきたので寄り道してる暇はない。まっすぐ駅へ向かう。途中、金具屋への道を聞かれた。
発車時刻2分前に湯田中駅へ到着すると、券売機の前でおば様が待機していて、
「どちらまで？」
と尋ねられ、
「長野駅まで」
そう答えると手際よく券売機を操作して、笑顔で送ってくれた。
帰宅後に知ったのだけど、湯田中駅前温泉「楓の湯」で、身分証明書を提示すれば電動アシスト自転車を無料で貸してくれるみたい。坂があるから電動はありがたいね。今度、渋温泉へ行ったら是非借りてみよう。
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