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自炊部湯治屋にある3つの温泉
大沢の湯(混浴大露天風呂)
かわべの湯(女性用露天)
薬師の湯(昔ながらの大浴場)
それと、
別館菊水舘、南部の湯
山水閣、豊沢の湯
「豊沢の湯」は浴槽が大きいため、掛流しと循環を併用。その他は全て源泉掛け流しです。
まず最初に売店と帳場の前を通って、山水閣の「豊沢の湯」へ。
夏だけ半露天の「豊沢の湯」は目の前に豊沢川が流れていて、なかなか風情があります。久しぶりの温泉にうっとりするおばちんです。
「豊沢の湯」を上がり、食事の支度に取り掛かる。
まるで迷路のような館内を歩き回って、たどり着いた炊事場。間違って「お食事処やはぎ」の厨房に入ってしまうところだったが、すぐ気づいてよかった。
食器や調理器具などはすべて揃っているが、包丁だけは帳場で貸し出している。
レトロでかわいいガス台。10円で7~8分使用可能。
使ってみたかったんだけど、1泊だけなのに調味料まで揃えるのは大変だし諦めた。おじさま方が自炊していて楽しそうだった。
夕飯。キュウリは包丁を使わず、半分に割って食べた。
おにぎりと野菜は賢治の大地館で、種有巨峰は盛岡駅構内で買ったモノ。メインデッシュは家から持ってきたサバの水煮缶。
うーむ、なかなかのご馳走だ。
食後はレトロな「薬師の湯」、そしてすぐ近くにある女性用露天の「かわべの湯」に浸かり、別館菊水舘の「南部の湯」へ向かった。
「南部の湯」へは一旦外へ出て橋を渡って行くのだけど、橋から丸見えなんです!「大沢の湯」が!!
大沢温泉名物、 混浴露天風呂「大沢の湯」。混浴と言っても女性はまず入れないから、20:00〜21:00の間は女性タイムが設けられている。
もちろん、おばちんも入るつもり。だけど少し不安になった。もうちょっと暗くなったら大丈夫かしら?
あっ、ちなみにおばちんは見てないですよ! は、肌色がなんとなく見えただけですからね!本当です!!すぐ視線を逸らしたのでご安心を!!!
うろたえてしまったおばちんは「南部の湯」の記憶が殆どありません......。
一度部屋に戻って「大沢の湯」の女性タイムまで暫し休憩。
20時5分前に身支度を整えて、いざ「大沢の湯」へ!!もう真っ暗だし、流石に見えないよね?
くっはぁ~、気持ちイイ~。目の前には絶景が広がっていて、もぉ最高ォ!!!この解放感は初めてかも。だって女性用の露天風呂は大概柵があって景色が楽しめないから。しかも20時ちょうどに来たからまだ誰もいなくて、この素晴らしい空間を一瞬だけ独り占めしちゃった。
本当に素晴らしい湯だったから出来ることならゆっくり浸かっていたかったのだけど、叶わなかった......。
間もなく遠くから男の声がした。
「うっひょぉ~、見える見えるぅ~」
「20時から女性タイムなんだよなぁ~」
「え~、なんで背中向けるの~」
「こっち向いてぇ~~」
「こっち向いてぇ~~」
......。
だ・い・な・し。
以前おばちんは、見たかったら見てくれ!と確かに言った。柵で囲われているより、多少覗かれてもいいから開放的な方がイイと思ったからだ。
しかし、実際見られるとやっぱり恥ずかしいものですねっ!!
つーかさぁ、見るなら黙ってさりげなく見てくんないかな?立ち止まらずにチラ見するとか。そりゃあ目の前に裸の女がいたら見たいよね!見るよね!わかるよ!凄くわかる!!その気持ちは大事だ!!!
だからお願いです。騒がないでください。
折角いい湯だったのにさぁ、キレイなお姉さんと一緒にすぐ引き上げたよ。
おばちんはメガネをかけていなかったから、どこに男たちがいたのかわからなかった。まぁ、見えるって言ってもはっきりとは見えないんじゃないかな?
おばちゃんと若い女性の区別も付かないくらいだと思う。多分ね。
今回は焦って上がっちゃったけど、これに懲りずにまた入りたいなぁ~。
おばちゃんと若い女性の区別も付かないくらいだと思う。多分ね。
今回は焦って上がっちゃったけど、これに懲りずにまた入りたいなぁ~。
女性専用露天風呂「かわべの湯」に戻る。狭いけど「大沢の湯」が女性タイムの間は空いていて快適だった。ほぼ貸切状態。
そして最初に浸かった「豊沢の湯」で洗髪し、今日の湯めぐりは終了。素泊まりは浴衣が有料なのでリネンのワンピースで湯めぐりした。上からスポッと被るだけだから浴衣より楽かも。浴衣は風情があるけど、いちいち帯を締めるのは大変だよね。
部屋に戻り、300円で借りた扇風機にあたってうっとりしてから床に就いた。
翌朝は5時起床。朝食は昨日の残りとどこかで買ったパン、そして賢治の大地館のはまなすコーヒー、エルサルバドル。120円で2杯分なので1杯60円ですね!素泊まりのちょっとした贅沢です。
実は暫くコーヒーを断っていたから久しぶりに飲んだ。う、旨い。やっぱりコーヒーは止められないな。家に帰ったら早速ネットで注文しよっと。
朝食後、「豊沢の湯」と「かわべの湯」にさっと浸かって大沢温泉を後にした。
チェックアウトが10:00だから、本当は無料シャトルバスの始発9:57で花巻駅へ向かいたかった。温泉ももっとゆっくり浸かりたかったし。だけどそれだと青春18きっぷで帰るのは厳しい。だから自腹で路線バスの始発7:02に乗って花巻駅へ向かうことにした。運賃は620円。
朝ゆっくり出来る方は自転車を借りて周辺をサイクリングするのもイイかも。無料で貸し出しているみたいなので是非!
おばちんも次回は2泊以上して辺りを散策したいです。
大沢温泉のすぐ近くにある鉛温泉 藤三旅館も気になるんだよね。直前までどっちにしようか凄く迷った。鉛温泉 藤三旅館も湯治部があって大沢温泉同様、素泊まりだと3,000円程で宿泊出来る。
深さ1.25m!立って入る「白猿の湯」がちょっと気になります。
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