眩いド派手なイルミネーションより、街灯に照らされた1本の木の方が美しいと思うおばちんです。
近所の楓は殆ど葉を落としたけれど、まだ葉が残っている木もある。暗闇の中、街灯に照らされて黄金に輝いていて、とても美しかった。
美しい木に見惚れながら夜道を歩いていたら、どこからか鳴き声がした。どうやら鳥ではなさそう......。聞き覚えのない鳴き声......。野生動物か、な......。
イノシシ?それとも......熊?? ブルブルブル......。
身震い。
おろしたての厚手のダウンを着て暖かかったはずなのに。
この辺は車ばかりで歩いているのはおばちんだけ。家まで無事たどり着けるだろうか?鳴き声を聞いてからの10分間は生きた心地がしなかった。無事帰れたけど、あの鳴き声は一体なんだったんだろう?
この通りではないけど、ちょっと離れた場所で熊を目撃したという情報もあったから本当に焦った。
自然は美しくもあり、恐怖でもあると感じたクリスマスの夜でした。
こんなことでビビっていたら本格的な田舎暮らしは出来ないな......。
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