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白糸の滝を後にしてバス停へ。富士宮駅行のバスを待っていた。
その前をぽつりぽつりと観光客が通り過ぎてゆく。きっとこの近くにまだ観光スポットがあるに違いない。
最近、計画を立てずに家を飛び出してしまう傾向があり、今回も取り合えず白糸の滝が見たくてここまでやってきた。
早速、グーグルマップで周辺を調べてみるとあった!すぐ近くに!!
お鬢水(おびんみず)?
バス停、白糸の滝観光案内所前から徒歩2分の所にそれはありました。
溶岩の窪地に湧水が溜まって池となったもので、その水は白糸の滝の一部として流れ落ちている。
源頼朝が富士の巻狩のおり、ここに立ち寄って鏡のような水面に鬢(耳ぎわの髪)のほつれを映し、撫でつけたと言い伝えられている。
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白糸の滝壺同様、水が澄んでいて本当に鏡のようだ。
水面に映った新緑がユラユラと揺れて本当に美しかった。
おばちんもこの澄んだ水面に顔を映して乱れた髪を直そうと思った。だけど覗き込んでもうまく映らない。更に身を乗り出したら池に落ちそうになったので諦めたよ......。
ここはひっそとり静まり返っていて、観光客が押し寄せるような場所ではない。贅沢にもこの素敵な空間を数分間一人で堪能させてもらった。
危うく見逃しそうになったけれど、来れて本当によかった。
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