部屋を出てすぐカマキリと遭遇した。鎌のような前足を上げ、首を傾げてこっちをジッと見ているように見えた。
今度はバッタがおばちんの前をぴょんぴょん飛び跳ねて横切って行った。その後セミがおばちんめがけて飛んできた。
なんてにぎやかな日だ。
しばらく歩くと地面にアブラゼミ。死んでいるのかと思ったら、わずかに動いた。まだ生きている。
死の直前ってやっぱり苦しいのかな?辛いのかな?
自然死であれば苦しまずに安らかにいのちを閉じることが出来ると聞く。アブラゼミさんは延命などされるわけがなく、ケガや病気でないなら老衰だろう。
おばちんは自然死でこの世を去ることが出来るのなら、その時は生きている人に伝えたい。意識がなくなる寸前に。
苦しくない。とっても安らかだ、と。
それを知るだけで、これから死を迎える人たちは大分楽になるんじゃないかな?
逆に、自然死、めっちゃ苦しい!!なんて伝えたら恐怖に怯えることだろう。勿論そんな意地悪しないけど。
死ぬ間際にそんな余裕はないか。でも、表情なんかでわかるかなぁ?
まぁ、看取ってくれる人がいたらの話ですけど。
おばちんはあと何年生きるのかな?
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