ここへ越してきて、消防車をやたらと目にするようになった。
帰宅途中に我が家の方角からサイレンが聞こえると、ちょー焦る。出火元が我が家だったどーしよう!!!
以前住んでいた賃貸アパートの隣の一軒家が火災にあってね、全焼したの。
会社帰りのおばちゃんが最寄り駅に降りると、けたたましいサイレンが聞こえた。我が家の方角から聞こえたものだから、アパートまで全速力で走ったよ。
角を曲がっておばちゃんちが見えた。おばちゃんちの屋根からモクモクと煙が上がっているのが見えて、えっ?私?私じゃないよね?えっ?もしかしてやらかしたかもーーーって、本当に頭が真っ白になった。
焦ってアパートの前に着くと、燃えていたのはアパートの奥の一軒家だった。幸い負傷者はいなかった。
あの時の光景がトラウマになっていて、消防車のサイレンを聞くと今でも怯えてしまう。
ここでは頻繁に消防車がやってくるから焦る。在宅中は良いのだけど、帰宅途中で聞くと本当に焦る。
だけど、焦って帰宅しても、火の手が上がるわけでもなく、群がる野次馬もいない。
タンカでご高齢の方が運ばれて行く......。
タンカでご高齢の方が運ばれて行く......。
消防車が救急車の役割も果たすということをおばちゃんは知らなかった。
消防車は状況によってサイレンが変わるらしい。
火災出動の場合
「ウー! カンカンカン!」
火災以外の緊急出動の場合(救急支援・救助出動等)
「ウー!ウー!ウー!」
たしかにこの辺りで響くサイレンはいつも「カンカンカン!」という警鐘はなく、「ウー!ウー!ウー!」だ。
そうだったのかー。
これを知ってからは火事だぁ~!!!と焦ることはなくなったよ。
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