いつもはホールトマト缶で作るんだけど、今日は冷蔵庫にあったちょっぴりしなびたトマトで。
ムール貝のパスタも自炊すれば一食あたり100円ちょっとで済みますわよ!
半額GETが前提ですけどね!
ムール貝が1/3ぐらい開かなかったわ!
いやぁ~ん。これでは半額で買った意味がなくなっちゃいますわよ。開かない貝は食べない方が良いらしいんだけど、おばちゃん、諦めきれずに...
えいっ!
パカッ。
ムムムッ。こ、これは、なんと申しますか、もう、見るからにヤバそうなカンジですわね!やせ細って色艶が悪い。そして、どんよりと淀んだ空気が流れたわ。
完璧な死体...。
いや、火を入れた貝は皆死んでいるわけだが、このムール貝からは今にも死臭が漂ってきそうよ。
これは食べないほうがいいですわね!
おばちゃん、大人しく諦めたのでした。
と、ここまで記事を書いて、開かない貝についてググッてみたわ。
加熱しても開かない貝は死んでいるから食べないほうが良い
おばちゃんはずっとそう思っていたの。
だけど、それは間違いだったわ。
よく「死んだ貝は加熱調理しても開かない」と言いますが、これは間違い!
殻が開いたり開かなかったりするのは、ふたつの殻をつなぎとめている蝶番(ちょうつがい)と貝柱の丈夫さによります。蝶番には殻を開かせようとする性質がありますが、それより強い力で貝柱が殻をつなぎとめているので、通常は殻が閉じています。これを加熱すると貝柱が殻または身から離れ、殻が開きます。けれども、蝶番が弱かったり壊れているもの、貝柱が非常に丈夫なものは、生死に関係なく加熱しても開かないのです。
あら、いやだ。生死に関係なかったんですのね!
おばちゃんが割った貝がたまたま貧相だったのかしらね!
でも、やっぱり閉じてる貝って不気味な感じがしませんこと?
それにトマトソースが飛び散って大変だったから、やっぱり開かない貝は食べずに処分させて頂くわ。